トップページ > 

歯周病とは

歯周病とは、歯周組織に発生する疾患の総称で、歯周疾患、ペリオともいいます。

歯周病は歯垢が主要な原因の一つである疾患が多いですが、単に歯垢のみでなく、多くの複合的要因によって発生します。

歯周病のうち、歯肉に限局した炎症が起こる病気を歯肉炎、他の歯周組織にまで炎症が起こっている物を歯周炎といい、これらが二大疾患となっています。

歯周病の恐ろしさは、むしろ自覚症状のないまま進行し、体の不調に気づいた時には既に手遅れになっているというところにあり、かなり悪くならなければ目立った自覚症状は出てきません。つまり歯周病の場合には、骨が溶け始めても痛みも熱も出なく、かみしめた時に歯が揺れる、指で押すと動くというような自覚症状が出てきた時には、すでに単純な歯ぐきの病気ではなくなっているのです。

歯の周りから膿が出るという症状が、歯周病がかなり進行した状態で現れます。膿は歯肉の中にたまって歯肉が腫れ、かなり痛むこともあります。これは歯肉の中にたまった膿が引き起こす急性症状である、歯肉膿瘍という症状です。

さらに、歯と歯ぐきの間の溝に有害な細菌がたまり、その溝が深いドブに変わってもそのままにしておくと、もっと深い場所に膿がたまる歯周膿瘍になります。症状は、風邪をひいたり、疲れた時に歯ぐきが腫れる程度ですが、人によっては激しい痛みに苦しむということもあります。

そのまま腫れと痛みを我慢していると、歯の周りの組織にたまった膿は、組織に穴を開けて外に流れ出します。膿のたまり始めはひどく痛みますが、時間が経って膿が外に出てしまうと痛みはなくなります。こうして、いったん症状は軽くなりますが、このような急性症状を示す時期に、歯を支える組織が急激に破壊されます。こうした痛みを何度か繰り返すと、歯を支える骨がなくなり、歯を失うところまで破壊が進んでしまうのです。

最終更新日:2008/09/28